11/6(月)にフォローアップ研修を開催いたしました。

フォローアップ研修とは、今年度初任者研修(相談支援専門員の資格取得するために県が主催する研修)を受講した方を中心にした研修で、文字通り、初任者研修で学んだことを再確認し、さらには強化していくことを主目的とした研修です。

午前中はソーシャルワークやケアマネジメントの基本についての講義、午後は初任者研修で学んでいるニーズ整理や計画作成演習をグループワークで行いました。

講義ではケアマネジメントの二つの柱(目的)である「セルフケア能力の向上」と「地域福祉の向上」を軸に、アセスメントの手順やポイント、ICFなどについてお伝えしていきました(参考:図解ケアマネジメント/野中 猛)。

要は、相談支援(計画相談)をすることでクライエントの能力が高まり、最終的に自立した生活につなげていくという意識が大切であるということや、サービス利用は、問題解決や自立支援の貴重な助けになり得る反面、自己肯定感や能力低下のリスクもあるということです。

そのような理論や手法を学ぶことで、日ごろの実践の振り返りや検証ができるようになり、少しずつ質が上がっていくのでしょう。とはいえ質の向上は一朝一夕にはいきませんので、謙虚さをもって地道に学び続けることが重要だと痛感しています。

これからも狭山市の相談支援専門員の皆さんと一緒に学びを続けていきたいと思っております。

研修スタッフ、それから参加者の皆様、お疲れさまでした。また、視察に来てくださいました佐藤さん(飯能市障害者福祉課)ありがとうございました。担当:noza