8月23日(水)に基幹相談支援センター主催の障害児相談支援研修を開催し、狭山市の相談員24名が参加してくださいました。その数は狭山市の相談員の約9割であり、狭山市の相談支援事業所、相談員のみなさまの意識の高さに改めて敬服いたしました。

さて、研修の中身はというと、昨年度は乳幼児期の支援を中心に家族支援も含めた研修でしたが、今年度は”学齢期の支援のポイントと教育と福祉の連携”をテーマとし、所沢特別支援学校の田中先生をお招きして講義をいただきました。田中先生は、5年ほど前まで狭山特別支援学校で特別支援教育コーディネーターを務めておられ、相談支援事業との連携や自立支援協議会 こども部会でも大変お世話になっておりました。また、数年前までは埼玉県の障害児相談支援研修でもご登壇いただいており、そのような関係性もあり、学区を超えてご協力いただくこととなりました。

講義では、特別支援学校の取り組みや、イギリスの自閉症協会が出しているSPELLの原則などを参考にした関わりのポイント、さらには連携のポイントとなる”自立活動”の内容や教育支援計画・指導計画とサービス等利用計画との連動性などについて、丁寧にご講義いただきました。

改めて、特別支援教育について、考え方や具体的な教育内容などについて知る機会となりましたし、やはり連携をしていくにあたっては、お互いを知る、もしくは知る努力と尊重する姿勢などが重要になっていくると思います。少なくともお互いの尊重がない限り、同じ目標に向かってチームとして支え合い高め合うことは難しいでしょう。

田中先生ならびに参加された皆様、ありがとうございました。担当:noza