『お寿司』

11/28(水)に、狭山市介護保険サービス事業所協議会主催の研修にお呼びいただきました。

市内の介護支援専門員の方々向けに、相談支援事業や相談支援専門員のことを知っていただくことを主目的にお話しさせていただきました。

今後、介護保険サービスと障害福祉サービスの併用や、介護保険サービスへの切り替えのタイミングなど、介護支援専門員と相談支援専門員の連携が求めれることが増えてきます。連携していく上では、相互理解やお互いを尊重し合う心持ち、それを深めていく機会、様々な視点から強化していく必要があると感じています。その一歩として、まずは相談支援事業や相談支援専門員のことを知っていただくこと、その一歩としての研修となりました。

同じケアマネジメントの手法を使っていく中でも、色合いが違うものに見えていることもあるでしょう。ただ、打ち合わせの中でご担当の方々と話をしていく中で、ケアマネジメントの軸は同じであり、対象者やニーズ、制度設計などの違いにより、違う色が強調されているだけであることを再確認できました。

ケアマネジメントをお寿司で例えるならば、介護保険のケアマネジメントが海苔巻、障害福祉がカルフォルニアロール

要は、ニーズに合わせて変化している。ただ、『お寿司はお寿司』。

わかりやすいのかわかりづらいのか・・・そんな例えも交えながらお話をさせていただきました。基本的には65歳の方々を対象としている介護保険、一方0歳から対象となる障害福祉。同じケアマネジメントでも色合いが違うのも当然ではないでしょうか。

障害福祉では、ストレングスや意思決定支援、自立支援など、学びや実践の中で特に強調されているものがあります。もちろん介護保険でも同じ学びや実践があります。ただ、対象者やニーズに合わせて色の濃さや、重点がが変化していくわけです。要は海苔巻とカルフォルニアロールの違いや変化・・・。伝わりましたでしょうか。

実行委員会のみなさま、大変お世話になりました。

※カルフォルニアロールは日本人の寿司職人がアメリカ人の文化や嗜好に合わせて考えて、それをつくり広めたものだそうです。

担当:noza