今年度の基幹相談支援センター主催の研修は、基本研修(初任研のフォローやGSVなど)を軸にしながら、専門研修として「障害児相談」「精神障害」の2つの分野別研修を用意しています。

専門研修の第一弾として、8/23(水)に障害児相談分野の研修「子どもの相談支援の基本姿勢~乳幼児期・児童期に大切なこと~」を開催しました。講師には、さぽねっとステーション 児童発達支援センターあんず 柳澤センター長に担当してもらい、相談支援専門員や保健師、行政職員に参加いただきました。

療育支援・相談支援の柱(発達支援・家族支援・地域連携)や”生まれて間もない告知”から”育ちが気になり始めて”など、親御さんの気持ちの揺れや想い、状況などについて、長年の経験を踏まえて語っていただきました。私自身は、何度も聞いている講義ではありますが、毎回新たな気づきや再確認できることがあります。言葉の重みや責任、いかに親御さんの”これまでや今”、”不安や希望”に想いを巡らせられるかなど、改めて心に刻みました。

相談支援専門員は”ソーシャルワークのプロ”であり”療育のプロ”ではない(まれにスーパーマンのような方もおりますが)ということを自覚し、連携やチームアプローチを充実させていくことは言うまでもありませんが、もう少し”療育”を知っていきたい・・・プロに近づきたい・・・という欲も持っていたいと思います。

担当:noza