平成30年度相談支援従事者指導者養成研修が6/13から3日間、国立障害者リハビリテーションセンターで開催されました。昨年度に引き続き参加してまいりました。
全国から約250名の関係者が集まり、埼玉県からは私を含め6名(行政職員1名、相談支援事業者4名、研修受託機関1名)が参加しました。
今年度は、昨年度に引き続き来年度から適用される法定研修(相談支援従事者初任者・現任者研修)の新カリキュラムの伝達研修という位置づけで開催されました。各都道府県で研修を企画運営する担当者が集い、研修の構造や内容の解説、実演、各都道府県による協議など、とても濃い内容の研修となりました。
私の責務としては、今回伝達された新カリキュラムを来年度の埼玉での研修に落とし込めるよう、構造やポイントなどを確認し理解してくるというもの・・・であったはずですが、2日目、3日目の事例検討やグループスーパービジョンをステージ上で実演するという役割を担うこととなり、責務であった構造やポイントの確認をする余裕がない・・・という状況に陥ったことは言うまでもありません。とはいえ実演させていただいたことにより、難しさやポイントを体感できたことで、より理解が深まったことはプラスであったと思います。
いずれにしても、来年度に向けて相談支援の法定研修の組み立てだけではなく、サービス管理責任者研修も含めた埼玉県としての全体的な研修体系やあり方の検討をすすめていかなければなりません。しかも、かなりタイトなスケジュールですすめていかなければならないことも明らかで、まずは、私自身も委員を務めさせていただいている県自立支援協議会の人材育成部会を活用しながら方向性を決めていかなければならないと再確認しています。
これからは今年度の研修が本格化するとともに、来年度の準備も同時並行していくという、少々忙しい時期に入りますが、ひとつひとつ責任を持って取り組んでいきたいと思います。
担当:noza