12/1(土)に埼玉医大総合医療センターで開催された標記研修で1コマ担当させていただきました。

この研修は埼玉県内の訪問看護ステーションなどの看護師向けに埼玉医大が主催で開催されたもので、児童発達支援センターあんずの嘱託医でもあります奈倉先生も中心的に関わられております。

テーマは「相談支援専門員について」ということで、相談支援事業や相談支援専門員のことを知っていただくことが主目的となりました。私自身も、医療的ケアが必要なお子さんへの相談支援の経験は1度しかなく、知識も多くありません。ただ、相談支援専門員が子どもや家族と支援者をつなぎ、医療機関も含めた”支援の輪”をつくる、いわゆるコーディネーターの役割を果たす必要があります。

現在、医療的ケア児等コーディネーター(相談支援専門員も対象)の養成が始まっており、その役割を担うことを期待されています。介護保険との連携でも触れましたが、相互理解や尊重が必要になってくる中で医療との連携を強化していくには、看護師のみなさんに相談支援専門員の役割や機能を知っていただくことは、とても重要な要素になります。一朝一夕にはいきませんが、このような機会を通して、さらに医療との連携による支援の充実が図られることを願っています。

担当:noza